初心者は、株主優待の中身を見て株の購入を決める?

企業の株を保有していると、定期的に株主優待の品々やサービスが送られてきます。

中身は企業によって異なります。

まったくない場合もあります。

株主優待の意味や活用法をお話ししましょう。

■企業から株主に対してのお礼。

株取引にある株主優待というのは、投資先の企業から株主に向けてのお礼のようなものです。

現在では株主への決算報告(事業報告書・株主通信)も年4回の四半期ベースで行われるようになり、この株主優待も年1回~年2回送られてきます。

このお礼の品は、投資した会社の製品やサービス券などです。

たとえば航空会社の株を所有していれば航空チケットの半額分が割引になる優待券、食料品会社の株主になっていれば食料品の詰め合わせ、レジャー関連や演劇・映画関連の会社であれば、割引の入場チケットなどです。

■株主優待のもう1つの意味。

株主優待には、お礼という意外にも違った役割があります。

新製品や新しいサービスのアンケート、あるいはPRといった位置づけです。

企業はまず応援してくれている株主に、自社の今後を占う新しい商品やサービスについて率直な意見を聞きたいと思っています。

株主優待は企業が自費を投じてタダで提供するものですから、できればその機会に株主の意見を聞いて今後に役立てたいと考えています。

株主ならアンケートの回答率も高く、また意見の内容も真剣で非常に細かいという特徴があります。

企業にとってはコストの有効活用ができ、貴重な意見も収集できる絶好の機会です。

■株主優待券の使い方とは。

この株主優待は、株主にとっては非常に魅力的なもので、中には一般には販売されていないレアなものも含まれます。

だいたい5000円相当のお礼が送られてきます。

活用の仕方によっては、普段口にしない贈答用の高級な牛肉やハム、ワインなどを年1回のお楽しみにできます。

飛行機を使ってよく里帰りする人なら、それを意識して航空会社の株を所有することで、最低でも年に1回の航空運賃は安くなります。

そのようなことから、とくに女性や主婦のあいだでは、「この株主優待の中身で株主になるかどうかを決める」となるのです。

■初心者であっても初心者でなくても、株主優待の中身は変わりませんが、所定の株式数を一定期間保有している人が条件です。

株主優待にはとくに細かな規定はありません。

ただし「最低××株数以上を保有の株主様」とか、「半年以上、自社株を保有していただいている株主様」といったような前提条件はあります。

事前に確認してみてください。

長期保有の株主にはグレードアップした品やサービスが提供されるケースもあります。

初心者の場合、株主優待だけではなく企業の中身についても勉強して欲しいという思いもありますが、株主優待の魅力で長期的に企業を応援し、その間にゆっくり勉強するというスタイルもありです。

お友達の初心者と株主優待の品々を交換するのも楽しいです。




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